【初心者向け】FreeCADの使い方3~基本の拘束~

FreeCAD

この記事ではFreeCADでの基本的な拘束(点の一致拘束・距離の拘束)の使い方について解説しています。

FreeCAD 0.18の環境を基に解説しています。

この記事で解説したもの以外の拘束ツールについては、以下の記事がご参考になるかもしれません。

前回の記事↓

拘束を一言で言うと…

スケッチでの図形の点と点をくっつけたり、距離を固定したり、位置関係を指定する機能です。

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拘束の使用

スケッチの作成

以下の手順は拘束ツールの説明のための例です。

まず、新規作成をクリックし、ワークベンチをStartPart Designに切り替えます。

次にボディーを作成をクリックし、続けてスケッチの作成をクリックします。

XY_Plane(ベース平面)を選択し、OKをクリックします。

上の手順でスケッチを作成出来たら、スケッチ上に長方形を作成“を使って

2つ長方形を作成します。右クリックでツールを解除できます。

一致拘束の手順

上の手順が全て済みましたら、基本の”一致拘束”を試してみましょう。

作成した2つの長方形上のそれぞれ角の1点を選択し、()”選択されているアイテムに対して一致拘束を作成“をクリックします。

テクニック

カーソルをドラッグして選択したい点を囲むと楽に点を選択することができます。


選択されている点は緑色でハイライトされます。

うまく行けば、上のように角の点と点がくっついて拘束(固定)された状態になるはずです。

以上が一致拘束の手順です。

水平・垂直距離の拘束

訂正:このセクションの見出し・表記が“距離”となっていましたが、正しくは“水平・垂直距離”です。

次に水平・垂直距離の拘束を解説します。

このツールは文字通り、点と点の水平・垂直距離図形の辺の水平距離・垂直距離を拘束(固定)するものです。

まず、一致拘束の手順のように、2点、または辺を選択します。

次に、垂直距離(横)を拘束したい場合は、2点間または直線端点間の垂直拘束の作成を、

水平距離(縦)を拘束したい場合は、2点間または直線端点間の垂直拘束の作成をクリックして距離を設定します。

以上が水平・垂直距離の拘束の手順です。

円(半径)の拘束

最後に円の拘束です。スケッチに円を作成をクリックして、好きなところでドラッグしてクリックします。右クリックでツールを解除できます。

次に円周をクリックして選択し、円弧や円を拘束するをクリックします。

パラメータが開くので半径を設定します。以上が円(半径)の拘束の手順です。

拘束の削除(解除)

拘束を削除するには、主に2通りの方法があります。

スケッチ上から直接削除

1つは、拘束されている点やスケッチ上の拘束ツールのマークをクリックして選択し、Deleteキーを押す方法です。

拘束されている点を選択し、”Delete”キーを押します。

Deleteキーを押した後、拘束が削除され、ドラッグによる移動が可能になります。

しかし、下の画像のように四角形の角同士の拘束を削除した場合、四角形の角を構成している拘束ごと削除されます。

四角形の角がはずれます

一致拘束以外の拘束の削除は、スケッチ上の拘束ツールのマークをクリックして選択し、Deleteキーを押すことで削除できます。

“Constraints”リストから削除

2つ目の方法は、コンボビューのタスクタブにある”Constraints”内のリストから拘束を削除する方法です。

この方法では、削除したい拘束の項目を”Constraints”内のリストから選び、クリックしてDeleteキーを押すか、項目を右クリックして表示されるメニューより”削除”をクリックすることで、拘束を削除できます。

また、リストの項目をクリックして選択するか、リストの項目を右クリックし、”Select Elements”をクリックすることで、選択した項目に対応する拘束がスケッチ上で緑色に変化し強調されます。

この方法による拘束の削除の場合は、スケッチ上から直接拘束を削除する場合と異なり、四角形の角同士の拘束を削除した場合も、四角形の角を構成している拘束は保持されます。

四角形の角がはずれません

以上です。最後までおつかれさまでした。

次の記事↓

引用

この記事内で使用したアイコンは、以下のFreeCAD公式ドキュメント内のものを使用しています。

https://www.freecadweb.org/wiki/index.php?title=Artwork

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