【初心者向け】FreeCADの使い方1~インストールと基本操作~

FreeCAD

この記事では、オープンソースの3DCADソフトウェアのFreeCADのインストール、使い方を解説しています。

初心者による説明のため、大まかなものとなっていますことをご容赦ください。

記事の情報はFreeCAD 0.18.1時点でのものです。

本記事で解説している手順のFreeCAD 0.19での動作を確認しました。

※一部画面の構成が異なる場合があります。(2021/04/06)

この記事では、マウスでの基本操作からスケッチ・立体の作成までをできるようになることを目標としています。

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導入

FreeCADダウンロードページ(外部ページ)から、自分のPCのOSを選びダウンロードします。

ダウンロードが終わったら、ダウンロードしたファイルを実行します。

インストーラーが開くので、指示に沿ってインストールします。

インストーラーの手順中に表示される、ライセンス契約書を一読した上でのインストールをお勧めします。

使い方

スケッチの作成

FreeCADを起動すると、最初に下の画像のような画面が表示されると思います。

まず、新規作成をクリックして、新しいドキュメントを作成してみましょう。

クリックすると、まっさらな画面が表示されると思います。

この画面における、青紫と白のグラデーションの部分を3Dビューと呼び、平面や立体、スケッチ(後述)などはここに表示されます。

次に、ワークベンチ(上部)のStartPart Designに切り替えます。

ワークベンチとは?

ワークベンチは、FreeCADでのさまざまな種類の作業に合わせて分類された、ツールの集合体、カテゴリーのようなもののことです。
例えば、Part Designワークベンチには、スケッチ(以下の手順で作成する設計図のようなもの)から、立体的な機械部品などを形成することを目的としたツールが集まっています。

切り替えると、左のコンボビューに“ボディーを作成”と項目が表示されるのでクリックします。

ボディーとは?

ボディーは、Part Design▾ ワークベンチを使用し、立体形状を作成するために必要となる基本的要素です。
これを作成すると、X・Y・Zと、XY・XZ・YZ平面がボディー(Body)の子要素として作成されます。

立体形状は、これらの平面上に作成した、スケッチ(立体形状の基となる設計図)を基にして作成することができます。
なお、ボディーは、1つにつき、1つの立体のみを含むことが出来ます。
例えば、ボルトとナットを作成する場合、それらにはそれぞれ1つずつ、計2つのボディーが必要となります。

続けて、“スケッチを作成”をクリックします。

何やら難しそうな画面になりますが、

左部コンボビューからXY_Plane(ベース平面)をクリックして選択し、OKをクリックします。

OKをクリックすると、ワークベンチがSketcherに切り替わって、方眼が表示されると思います。

ここから立体を作る設計図となるスケッチを描くことができます。

マウスでの操作

スケッチの編集に進む前に、以下、マウスでの操作方法をご一読されることをおすすめします。

※以下はCADナビゲーションスタイルで、かつ軌道スタイルが”トラックボール”の設定の際のマウスでの操作方法です。(デフォルト設定

上の画像の設定(デフォルト)の際の操作方法です

選択

選択したい辺、点、面や項目にカーソルを合わせ、

左クリックすると選択できます。

Ctrlキーを押したまま操作すると複数の項目を選択できます。

視点の移動

マウスのホイールボタンを押しながらマウスを動かすと、視点を平面的に移動できます。

縮尺

表示の縮尺は、マウスホイールを上に回して拡大下に回すと縮小できます。

視点の回転

マウス中央ボタンを長押ししつつ、マウス左ボタンか、右ボタンを押しながらマウスを動かすと、

マウス中央ボタンを押した位置を中心とした、立体的な視点の回転を行うことができます。

視点のリセット

縮尺を縮小しすぎたりするなどして、方眼(グリッド)が見えなくなった場合は上部バー左上の(紙に虫眼鏡が描かれているアイコン)をクリックすると、縮尺と視点の位置がリセットされます。

視点を回転しすぎた場合は、上部ツールバーにある“上面ビューに設定(2)”をクリックすることで、

視点の向きが初期状態にリセットされます。

スケッチの編集

以上のマウスでの使い方を一通り読み終えましたら、スケッチを編集してみましょう。

ここでは、試しに四角形を作成します。

上部バーにある、角に赤い点が2つついた四角形のマークをクリックします。

カーソルが赤い四角形になれば準備完了です。

四角形は、スケッチ上のお好きなところでマウスを左クリックし、適当な大きさにしたところで、再度左クリックをすることで作成できます。

ツールを解除したい場合は右クリックします。

以上でスケッチの編集は完了です。

スケッチャーの終了時はコンボビューのタスクタブから閉じるをクリックします。

図形の削除

スケッチ上に作成した図形を削除したい場合は、削除したい図形をマウスでドラッグして囲んでから離し(選択)、Deleteキーを押すことで削除できます。

または、コンボビューのタスクタブ内にある、”要素”から削除したい図形を選択し、Deleteキーを押すか、右クリックして“削除”をクリックする操作でも削除できます。


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コメント

  1. 長谷川 より:

    OKをクリックすると、ワークベンチがSketcher▾に切り替わって、方眼が表示されると思います。

    ここから立体を作る設計図となるスケッチを描くことができます。をしても方眼紙が表示されないのはなぜでしょうか?

    • muraleap. より:

      長谷川さん、初めまして。コメントありがとうございます。

      お問い合わせいただいた、「方眼紙が表示されない」事象について、想定される原因と対応策を順にお答えします。

      まず、原因と考えられる一つ目が、3Dビューの縮尺が拡大・縮小されすぎている、
      または、視点がずれているというものです。

      こちらが原因である場合は、ツールバー左上にあります、
      「紙の上に虫メガネが描かれたアイコン」をクリックした上で、
      3Dビュー右上に設置されているナビゲーションキューブ(サイコロ)を操作して、
      “TOP”が正面に見えるよう調節することで、解決できる可能性があります。

      なお、本操作についての詳細は、こちらよりご覧いただけます

      次に考えられる原因は、作成したスケッチをコンボビューのモデルタブより、
      非表示にしてしまっているというものです。

      こちらが原因である場合は、FreeCADのウィンドウ左部に設置されてあります、
      コンボビューをモデルタブに切り替え、“Sketch”と書かれた項目を選択し、
      キーボードが半角モードになっていることを確認した上で、
      スペースキーを1~2回クリックし、
      Sketchの左にあるアイコンが赤(表示状態を表す)になるようにすることで、
      解決できる可能性があります。

      こちらの操作については、本記事のこちらの箇所が参考になるかもしれません。

      上記の2手順をお試し頂いた上で、解決に至らない場合は、FreeCADの再起動、
      また、可能であれば、ドキュメントの再作成をお試し頂けますでしょうか。

      最後になりましたが、ご不明点などがございましたら、お気軽にご返信ください。

      ※投稿いただいたコメントの一部を編集いたしました。(O → OK)

  2. 眞下寛治 より:

    コンボビューが画面の幅いっぱいに広がってしまい、作ったモデルを見るのに不便です。
    コンビューを左側に戻すにはどうしたら良いでしょうか。

    • muraleap. より:

      眞下寛治さん、初めまして。コメントありがとうございます。

      早速ですが、お問い合わせいただいた、コンボビューの配置を左側に戻す手順について、お答えします。

      コンボビューは、コンボビュー上部にある、「コンボビュー」と書かれた灰色の細長い部分を、
      マウスでドラッグし、FreeCADウィンドウの左端に動かしてから、離すことで左側の位置に戻すことができます。

      最後になりましたが、その他、ご不明点などがございましたら、お気軽にご返信ください。

      ※頂いた2通のコメントが同一の内容でしたので、1通を消去致しました。

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