【マイクラ】Java版のカクつきには引数の変更が効果的かも

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Image by Merlin Waldhör from Pixabay

Minecraft Java Editionを使っている方で、

「ラグが気になる」「なんかカクカクする」

といった悩みをお抱えの方向けに、

この記事では、私の環境でラグが改善した設定変更の手順をご紹介します。

この記事は、記事の手順を通したゲームの動作の高速化を保障するものではありません。

設定の変更は自己責任の上で行って頂きますようお願いいたします。

Java SE 16 (Minecraft Java Edition 1.17~) に対応したコードに変更いたしました。(2021/8/20)

参考データ

デフォルトの引数と、本記事の引数を使用して、それぞれ2回ずつゲームを実行し、

ログデータを基に、一時停止(ラグ)一回当たりの時間を測定して、比較しました。

平均一時停止最大一時停止
デフォルト19.5ms90ms
変更後15.5ms55ms
変化4ms35ms
測定日:2021/08/20

※実行時間2分±10秒の範囲で、フラットでない地形のほぼ同じ経路を、クリエイティブモードで飛行した際の一時停止時間の最大と平均です。(元データは小数点以下四捨五入)

手順

Minecraft Launcherを開き、上のタブを「起動構成」に切り替えます。

表示されたリストの中から、高速化したいバージョンをクリックするか、[…]→[編集]の順に操作します。

次に、編集項目の最下段にある[その他のオプション]をクリックして展開します。

展開させたら、項目の[JVMの引数]の下に表示されているコードをすべて消します。

次に、以下のコードをお使いのPCのメモリ量から選んで、コピーして貼り付けます。

メモリ(実装RAM)量はWindows10の場合、「設定」アプリを開き、「システム」、「詳細情報」の順にクリックして表示される画面で確認できます。

コードを貼り付けたら、[保存]をクリックして完了です。

起動できないなど問題が発生した場合は、-XX:-G1UseAdaptiveIHOP削除するか、

[JVMの引数]の右側にあるリセットボタンをお試しください。

メモリが2GBの場合

-XX:+UnlockExperimentalVMOptions -Xmx1G -Xms1G -XX:+AlwaysPreTouch -XX:+UseG1GC -XX:MaxGCPauseMillis=50 -XX:+DisableExplicitGC -XX:+UseStringDeduplication -XX:-G1UseAdaptiveIHOP -XX:InitiatingHeapOccupancyPercent=60 -XX:G1ReservePercent=20 -XX:G1HeapRegionSize=32M -XX:G1MaxNewSizePercent=20 -XX:MetaspaceSize=128M -XX:MinMetaspaceFreeRatio=50 -XX:MaxMetaspaceFreeRatio=80

メモリが4GBの場合

-XX:+UnlockExperimentalVMOptions -Xmx2G -Xms2G -XX:+AlwaysPreTouch -XX:+UseG1GC -XX:MaxGCPauseMillis=50 -XX:+DisableExplicitGC -XX:+UseStringDeduplication -XX:-G1UseAdaptiveIHOP -XX:InitiatingHeapOccupancyPercent=60 -XX:G1ReservePercent=20 -XX:G1HeapRegionSize=32M -XX:G1MaxNewSizePercent=20 -XX:MetaspaceSize=128M -XX:MinMetaspaceFreeRatio=50 -XX:MaxMetaspaceFreeRatio=80

メモリが8GBの場合

-XX:+UnlockExperimentalVMOptions -Xmx3G -Xms3G -XX:+AlwaysPreTouch -XX:+UseG1GC -XX:MaxGCPauseMillis=50 -XX:+DisableExplicitGC -XX:+UseStringDeduplication -XX:-G1UseAdaptiveIHOP -XX:InitiatingHeapOccupancyPercent=60 -XX:G1ReservePercent=20 -XX:G1HeapRegionSize=32M -XX:G1MaxNewSizePercent=20 -XX:MetaspaceSize=128M -XX:MinMetaspaceFreeRatio=50 -XX:MaxMetaspaceFreeRatio=80

また、さらに高速化を行いたい場合、Optifine(外部ページ、英語)を導入し、”設定”→”ビデオ設定”→”演出の設定”から“スマートアニメーション”を有効してみると効果があるかもしれません。

記事は以上です。効果が出ることをお祈りしています。

ご質問・ご指摘等がございましたら、お気軽にコメント欄までお寄せください。

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